大久野島の砒素土壌汚染

大久野島の護岸工事から環境基準を上回る砒素がでてきた土壌を

環境省が袋に詰めて島外に運び出すために積み上げています。

行くたびにその量が増えています。かなりの量の汚染土がでていると予想されます。

現在は水も万一に備えて島外から給水しています。

皆さん一度大久野島に足を運んでみましょう。

国民宿舎前の掘削がおこなわれています。

環境省の言うにはプール南部の海岸の護岸工事の土とのことですが、

国民宿舎前の赤筒工室前あたりも掘られています。

掘削された土は ビニールハウスの中で袋詰めにされているようです。

北部海岸に、その作業をするための大きなドームが造られています。 

 袋詰めされたものは今、海岸に積み上げられています。(2004年5月1日撮影)                                                                                                                   

かなりの量です。 船から北部海岸に造られたドームが見えます。

 

 

2月21日県の環境対策室が大久野島に

毒ガス処理証言の聞き取りにきました。

  

証言者のSさんは戦後処理に従事された方で当時の

危険な作業を生々しく語ってくださいました。

 

2003年4月25日大久野島ビジターセンター開館

大久野島を取巻く瀬戸内海の自然観察と環境学習・平和学習の

拠点となる施設として、環境省が建設を進めていた大久野島ビジターセンターが

4月25日、開館しました。

地元に親しまれる、地域に根ざした学習の場となるよう、展示内容についても

毒ガス島歴史研究所・海砂利採取禁止同盟会・

おおくのしま戦争遺跡の保存を進める会・カブトガニの住む環境を守る会

などが環境省と何度も話し合ってきました。

その結果、十分とはいえませんが、いくらかは、私たちの声が反映された

施設になっています。ぜひ、一度訪れて見てください。

         

      開館式の様子                     開館のテープカット

          

館内の展示パネル                        ビジターセンター外観(海側より見た)

 

大久野島と瀬戸内海の環境保全

大久野島は瀬と内海国立公園の中にあり美しい自然と

豊かな水産資源環境に恵まれています。

しかし、経済発展最優先の日本政府の政策により

日本経済の高度成長とバブル経済が進む中で

美しい自然と、豊かな資源環境が破壊されました。

大久野島の周りを回遊していた、スナメリクジラが見られなくなり

魚も以前ほど獲れなくなりました。

しかし、地元住民の自然を守りたいという意識から環境保全活動が

芽生え、その、努力の結果、今では自然環境が回復しつつあります。

 

大久野島に環境省がビジターセンターを建設中です。

瀬戸内海の環境学習の拠点となる施設だそうです

今、できる限り地元の住民の声を聞いて

本当に、実りある環境学習の拠点になるよう

環境省と話し合っているところです。

2003年6月開館予定です。

大久野島平和学習とあわせて、瀬戸内海の環境学習に

是非、大久野島にお越しください。

                                                        建設中のビジタ−センタ−   工事現場に張られた完成予想図               

 

環瀬戸内会議がカブトガニと海洋生物調査

去る、8月8日環瀬戸内会議に参加している、瀬戸内海の環境を守る運動を続けている諸団体が

集って、カブトガニの生態調査と瀬戸内海に生息する生物の調査をおこないました。

カブトガニが生息する環境は、あらゆる生物が住める環境を意味しています。それだけ

素晴らしい」瀬戸内海の環境が竹原市にあります。次の世代に素晴らしい自然環境を継承するためにも、

今、私たちが、この素晴らしい瀬戸内海を守らなければならないことを、改めて強く思った一日でした。

私は、初めて、カブトガニの生態調査に、参加し、初めてカブトガニを見つけて感激しました。

      

発見したカブトガニ、(8匹)  子どもが一番にカブトガニを見つけました。  海には、たくさんの生物が住んでいます。

 

 

環瀬戸内海環境フォーラム:2002・IN竹原

2002年6月22日

「瀬戸内海の環境保全を考える」

「よみがえれ瀬戸内海」

瀬瀬戸内海の自然と環境を守るため各県の

環境保全活動をしている民主団体が

竹原市忠海町に集り意見交換がおこなわれました。

大久野島の生物調査もおこないました。

      

会場入り口    環境問題に関心を持つ人が多数参加しました。  大久野島の生物調査をしました。

 

           

 

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