「朝鮮民主主義人民共和国訪問の旅」 2009年9月

 

2009年 9月17日から24日まで、「日朝友好広島県民の会」主催の

「朝鮮民主主義人民共和国訪問の旅」に参加し、朝鮮民主主義人民共和国に行ってきました。

日本ではマスコミなどで、色々、悪い情報が流れていますが、

実際に訪問してみると、全く違っていました

素朴で、人々も親切で、少し昔の日本を思い出しました。

隣国が仲良くすることが平和の基盤ですよね。旅の間で共和国の人と何度も話し合ったものです。

朝鮮民主主義人民共和国で訪れた何カ所かを紹介します。

         

金日成主席の生まれた家が万景台にあります。ピョンヤンの中心部から約12kmのところにあります。

農家だったので、日本でもおなじみの農具が展示されています。

たくさんの外国人や共和国の子ども達が見学にきていました。ガイドの説明によると、

金日成主席は14歳の時(1925年)朝鮮の解放を志しこの家を出たとのことです。

   

牡丹峰第一中学校を訪問しました。共和国の学校では午前中は普通科目の授業、

午後は、個人の興味に合わせた課外活動(パソコン・スポーツ・芸能・科学技術・・など)

に分かれて学びます。パソコンと芸能の活動風景です。

   

妙香山普賢寺に行きました。禅宗の寺で1042年に建立された古い寺です。

朝鮮5大寺の一つです。

現在の建物は1765年に改築されたものだそうです。

左の写真は共和国の女性のガイドさんと旅に参加した日本人4人男性の記念写真です。

 

     

板門店(38度線・南北境界線)です。青い建物の後ろのビルが連合国側(米軍)のものです。

米兵が7〜8人警備していましたが、南(韓国側)からの観光客はいませんでした。

朝鮮半島情勢の緊張状況を反映してか,

日数が減ってきているのではないかとのことです。

私は過去二度、韓国側から板門店を訪れたことがありましたが、

今回の共和国側からの訪問の方が自由で、緊張感も無く、写真・ビデオ撮影も自由でした。

           

ピョンヤン空港から飛び立つ飛行機から見た田園     展望台からみたピョンヤン市街

  地下鉄のホーム           観光地の売店         日本でもよく紹介されるアリラン(マスゲーム) 

今回の旅では朝鮮戦争でアメリカ軍が朝鮮人を大虐殺した資料が展示された信川博物館

・アメリカ軍が朝鮮戦争でおこなった毒ガス戦・細菌戦を展示した祖国解放戦争勝利記念館

・植民地時代の苦難と祖国解放への闘いの歴史を展示した朝鮮革命博物館などにも

見学に連れていってもらい学習しました。どこも、

丁寧に学習すれば何時間もかかるところを駆け足での学習になり残念でした。

何時の日か再度、朝鮮民主主義人民共和国を訪問し、もっと、しっかり勉強したいと思いました。

そして、隣国との友好交流こそ、世界平和の第一歩であることを改めて、実感しました。

共和国は決して閉ざされた国ではありません。機会があればぜひ一度、訪問されることをお勧めします。