ポーランド「アウシュビッツ 強制収容所訪問の旅(2009年)4月

アウシュビッツ絶滅収容所に行って来ました。

以前から一度訪れて学習したい場所だったのですが、なかなかチャンスがなく、

今回、やっと実現しました。本や写真集などで見るのと違い、

現場に行って学習することの大切さを改めて実感しました。

アウシュビッツで学んだことを大久野島の平和学習ガイドに生かしたいと思っています。 

アウシュビッツと大久野島、ともに毒ガスによる惨禍があった場所です。

今回、アウシュビッツに行って学習し、大久野島の毒ガスの歴史とアウシュビッツに

いくつかの共通点があることに気付きました。また、まとめて、

毒ガス島歴史研究所の会報に掲載させてもらおうと思っています。 

アウシュビッツ絶滅収容所には、ヨーロッパ各地から送られてきた

ユダヤ人約110万人、ポーランド人15万人、ヨーロッパ各国からのジプシー2万3千人、

ソ連軍捕虜1万5千人、その他の様々な民族数千人が送り込まれ

、約150万人が、ガス室、強制労働、銃殺、絞首刑などによって虐殺されました。

証拠隠滅のため、ナチス・ドイツによって破壊された施設もありますが、

現存する収容所施設はポーランド国立アウシュビッツ・ビルケナウ博物館として保存されています。